船にはスタンチューブという部品があります。
日本語では船尾管軸封装置といいます。
この部品の役割は下の図のように船の船尾に設けられた穴から
プロペラ軸が船外に出ておりプロペラ軸と穴の隙間から海水が船内に入ったり
軸受けを潤滑する油が船外に出たりするのを防いでいます。
油が海に漏れると海洋汚染となるので
それを防止するために空気室に圧縮空気を送りシーリングリングから油が漏れ
ても海水に触れないように油を押し出します。
それでも油が漏れたとしても空気室下部に設けられた穴から油を機関室にある
ドレンタンクに導きます。
このようにして海洋汚染防止のためにさまざまな工夫がされています。
さて、今回のタイトルにもありますがスタンチューブが緩むという
言葉が商船系の学校では使われます。
この意味はスタンチューブが船尾にある穴に設けられていることから
肛門と比喩されます。
私の卒業した商船系の学校では
下痢になった人や屁をよくこく人のことをスタンチューブが緩んでいる
と言っていました。
人間のスタンチューブは環境に厳しいようで
漏れそうになると漏れます!(笑)
大気汚染も関係なく出します!(屁)
男だらけの学校ということもあり友人の顔の前で屁をこく奴もいました
こいつのスタンチューブどうなっとんねん?
ってな感じでしたが私も負けじと寝ている友人の顔に屁をこいてました(笑)
(全寮制の学校です)
おそらく商船系の学校を出た方はだいたいそんなもんだと思います。
(私だけ?)
商船系は変な奴が多いけど一生の友達ができる最高の学校だと思います。